後半に差し掛かると戦争になるのですがビルボの活躍は徐々に薄れます。ドワーフ軍、エルフ軍と人間軍、そしてゴブリンと狼の連合軍の戦い。ビルボは気を失ってしまうのでこの戦争はあまりこと細かく書かれていませんでした。それが残念だったかな・・・?で、こちら「ホビットの冒険 下 」を見事読破したならば続いて「指輪物語」を手に取りましょう。
「ホビットの冒険」を読むか読まないかで随分印象が変わりますからね!面白いですよ〜♪ 上巻を読んだ人なら・・・きっと上巻後半のビルボの活躍に胸を躍らせていることではないかと思います。そのまま読んじゃって下さいな。ビルボは後半でも活躍します。お腹減ったー!お腹減ったー!は相変わらず連発しますが、ちゃんと正しい道を歩んでくれます。
登場人物みなが生き生きと、個性があって素敵です。悪役の海賊も魅力的に描かれていて、カッコイイです。スリルあり、アクションありの冒険小説の名作、手に汗握って読みましょう。
まず人形たちが紹介される前半。こまやかで上品な、やさしい語りは、私のくたびれた、あせった気持ちを和らげてくれました。なんで女の子は、ままごととか、人形遊びとか、家庭を再現する遊びをするのでしょうか。あのころの、夢のなかのおうちに対する気持ちがうっすら戻ってくるみたい。小さい人なら、もっと抵抗なく自然に、この世界を自分のものにするでしょう。 きれいで高価だけれどいじわるなお人形が登場するくだりなんかは、ちょっと少女小説か少女マンガみたいなおもしろさもあります。
後半の子供たちの様子には、小さいころの、前半とはまた違った感覚をくすぐられました。小さいころって、あんまり夢中で遊んでいて、自分が人形で遊んでるのか、人形に遊ばされてるのか、わけの分からないような状態に簡単になってしまう。気がついたら夕方になっていて、だまされたような気分になる。そういう時間のことを思いだしました。
でも最高なのは、「ことりさん」という登場人物です。本当に強いってことは、他人に傷つけられないってことじゃない。本当にかしこいってことは、他人より得をするってことじゃない。こんな私でも、強く、かしこくなることはできるはず。そんな、深い大きな訴えかけを、素朴にさりげなく、でもこのうえなく美しく表現しているところは、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』にも似ています。どんな人にとっても読む価値のある名作です。 あまりに人間的な人形たちイプセン作の同名小説のほうがはるかに有名だが、私にはこの小説のほうが面白い。
持ち主の子どもたちに左右される面はあるものの、登場する人形たちは感情をもち、血のつながりはないけれど「家族」を形成する。しかし外見は美しいが性格の悪い人形が入り込み・・・
「だめ」っていう人と、「いいわよ」っていう人と
どっちが好き?というそそのかしにはぞっとするし、ある人形の哀しい運命には涙が落ちる。
子どもだけに読ませておくのはもったいない物語だと思う。 ハードカバーで欲しい本小学校の図書館で、私は何回もかりた本が2冊ありました。そのうちの1冊がこの「人形の家」です。主人公に当たるトチーという名の気の人形の視点からのお話ですが、外国にはこんなに高級な素晴らしいドールハウスがあるのだと、憧れました。挿絵もぴったりとくる精密で繊細なもの、しかも暖かいタッチです。
自分の持ち物、おもちゃを大切にする気持ち。今の子供達にはあるのでしょうか。確かに、外国の工場で大量生産されて、おもちゃは安価に手にはいるようになりました。1つ1つ手で作られた大切なおもちゃを磯おしむ気持ち。家族(仲間)を愛する気持ち。感じて欲しいです。
岩波文庫は決定版に加え初版から削られた話を含めて全5冊、多いなあと思いつつ頁をめくると訳がいい。中にはこれは日本の昔話なのではと感じてしまう程の訳まである。
不思議なことにどこにでもあるような話もある!? 例えば竹取物語似。どっちがオリジナルか、それともシンクロかはわからないけど。何回かリピートして増幅しながらの変奏、あっけない結末というパターンものも幾つかある。単に残酷なだけで終わる話から、人間の欲や、貧乏と王様王妃との世界の落差、神通力、恩返し、因果応報等が表出される。物語の原形を見た。 訳が一番好きグリム童話の初版を和訳したものはたくさんあるのですが、訳が違うだけで本当に雰囲気が違ってきます。なぜこれが一番好きなのかと言うと、ひとことで言うと古風なのです。というか実際古い。(リュックじゃなくて「背嚢」という風に)それから、原文がきつい方言のところはわざとなまった感じに訳してあります。飾ったところがなく、素朴な味わいです。
グリムの怖い話が読みたい、という人もいるでしょうが、これはとにかく全部収録してあるので絶対に読めると思います。アニメ風の絵本で親しんだ物語も、これで読むといかにもドイツの民衆に口づたいに広まったという感じがしてきます。