もともとゾロリのキャラクター、それだけで楽しい。 それに加えて、このストーリーに大笑い。 監視カメラの回避の仕方なんて、なるほど! と大人もうなっちゃう。悪いことしてるんだけど、その機知にとんだ作戦にうなるばかり。大人が読んでも楽しい。
どうして?を考えていくうちに、ウーフはなんだか怖くなったり不安でいっぱいになっていきます。
でもそんなウーフを、最後にお母さんが優しく抱きしめてくれるのが何とも言えず暖かいのです。 素直なウーフ私が子供の頃読んで今でも心に残っていたので、今は子供に読んであげています。いつもマイペースなウーフは読んでいても心が癒されます。草原をそよぐ風や、ウーフのもしゃもしゃの毛。お話の中に出てくる言葉がやさしくて心地いいです。ちょっと意地悪なキツネのツネタはお友達ができたら絶対にいそうなタイプ。短いお話なので、絵は少ないけど3歳くらいの子なら大丈夫だと思います。家の子はウーフと一緒に、「何でかなぁ〜。」なんて言って読んでますよ。
表表紙の裏には日本中の埋蔵金のある場所が書かれ、裏表紙の裏には「毎讀新聞」が書かれていて、隙間なくびっしりと読める。
探検隊が、埋蔵金を探していると勘違いしたゾロリ。洞窟の中で出会った妖怪学校の先生に、生徒(=妖怪)たちの協力をたのんで、探検隊員を捕まえた。
ところが、探検隊の探していたものとは?そして「埋蔵金」と書かれた、切れた文章の謎とは?
相変わらず、宝を手に入れられないゾロリ。けれど、せっかく運んだ石のお金を割ってしまったイシシとノシシに、ゾロリは明るく、「また、(宝のある場所を)みつけてやるぜ」と言うのだった。
その明るさが、いい。