確かに不動の存在ではありますが、少々気になったことがございます。 P.200にてネロはおじいさんを入れた棺桶を神父さんともに埋めたとあります。 リアルではありません。 少人数でおじいさんを入れた棺桶を持ち上げられるのでしょうか? 魔法を使ったのなら分かります。 しかし『フランダースの犬』は「現実」世界が舞台です。 もう少し工夫が必要なのではなかったかと思っています。
さてハッとしたところがありました。 P.217で村人たちがネロを放火魔と一方的に決め付ける場面です。 これを現代社会に置き換えて見ましょう。 すなわちマス・メディアの情報を安易に信じ込む一般大衆の姿が現れます。 もし村人の中でハンスの「情報」を批判的に見る人がいたとすれば、 ネロは天国なんかに行かずに、この世で楽しく暮らせたではなかったでしょうか。 日々流れてくる情報に対し、その限界点を見つける作業を なおざりしてはいけないことの典型例でしょう。
名馬の血統に生まれたブラック・ビューティは、はじめは優しくて理解ある主人のもと安楽に暮らしているが、ふとした事故をきっかけに辻馬車引き、貸し馬屋などを転々とすることになってしまう。
無理解な主人や虐待者たちを、馬の目を通して語ることで、実に鋭い社会批判が描き出されている。馬と縁のなくなった現代においても、読み継がれるべき一冊だろう。 ブラックビューティーありがとう世界中の馬に携わる人に是非読んでいただきたい1冊。 児童文学の枠に収めておくのはもったいないです。 競馬場に集まる馬券一筋のおじさまがたにもぜひともこの本を読んでいただき馬の気持を理解してもらいたいです。どんな良い本でも出会わなければ読みようがありません。馬好きの集まる競馬場で是非売っていただきたいです。馬というこの上なくやさしい動物を見る目が変ること間違えなしです。
邦訳のため原作から割愛された部分があったのが少々残念。。。
ビューティーとジンジャーとメリーレッグスはずーっとわたしのお友達です!
そしてカイはサンゴロウが灯台を去るときサンゴロウにひとつ頼みをする。
その約束のものを持ってサンゴロウが、再び霧に包まれた灯台を訪れたとき・・・・・
カイがペンキを塗っていた灯台はまるで・・・
そして、「カイ」と「助けられなかった一人」。すべての物事のつじつまが合い、そこにあったのは哀しすぎる事実。
美しい文章と特徴的な絵が織り成す「サンゴロウシリーズ」の中でも際立って心に響き、涙を禁じえない物語です。
何度も、何度も読み返してしまうほどに。 ギターの音色前半シリーズで一番好きな作品です。私はこういう本を書きたい。そう思いまする。何かが足りない。何かが足りない...サンゴロウは、何かを探していた。しっくりとくる、何かを。そんな時、南の島の寂しい灯台守カイに、サンゴロウは出会う。灯台の強い光に目がくらみ、灯台にぶつかり命を落としてしまう渡り鳥たち。カイの哀しい秘密。過去おきた座礁事故。灯台守として、只一人助けられなかった被害者...カイの哀しいギターの音色。まるで、「波の声」のような。出会うべくして出会った。居心地の良さを感じるサンゴロウ。カイもまた、サンゴロウとの短い交流を喜ぶ。けれども別れはやってきて、そしてサンゴロウはカイの過去を知ることになる...。是非とも読んでくださいませ。完璧です。大好きです。カイと出会って、サンゴロウは何かを得た。カイはサンゴロウを助けた。そしてまた、サンゴロウはカイを助けた。最期の、最期で。とりあえず「黒ねこサンゴロウ」はここで一段落。次は「黒ねこサンゴロウ旅の続き」です。 とても美しい物語この話はサンゴロウシリーズの中でも私が一番好きな話である。灯台守カイとサンゴロウの友情がなんとも心を切なくさせる。閉鎖的な場所で語られる物語は、とても儚く美しい。 サンゴロウ最高サンゴロウの苦しみがわかる。