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[ 単行本 ]
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ムーミン谷の冬 (ムーミン童話全集)
・トーベ・ヤンソン
【講談社】
発売日: 1990-10
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
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・トーベ・ヤンソン ・Tove Jansson
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カスタマー平均評価: 5
ムーミンの中で一番好きなお話のひとつです。お勧めです♪ 短編集も良いですが、長編では「ムーミンパパ海へ行く」と、
この「ムーミン谷の冬」が、ムーミンシリーズの中で一番好きです。
このお話は、今までムーミン谷に静かに暮らしてきた者たち、
繊細で、もの静かで、いつも影に隠れている者たちと、ムーミントロールとの交流が、
ムーミンにとっては未知の世界である冬と共に新鮮に描かれてゆきます。
明るく元気というよりもひっそり静かな冬のお話です。
氷姫のお話や冬至のお祭りなど、幻想的な雪の世界も素敵です。
でも、わたしが一番好きなのは、そんな中で出会った、
元気だけれどもちょっとはた迷惑な、ヘムレンさんのお話です。
ヘムレンさんがきたおかげで、物静かにおだやかに暮らしたい人たちの平和が
束の間、破れてしまったわけですが(笑)、みんな最後にちょっぴり元気をもらったような。
ムーミンが殻を破ってヘムレンさんに忠告した後の、
雪に対する想いや、贈り物を用意するシーンは、
ムーミンの物語の中でも屈指のすがすがしさを感じる名場面だと思います。
ヘムレンさんに憧れるけなげなサロメちゃんの小さな勇気もかわゆいし、、
ヘムレンさんが初めて自分の態度を見つめなおして、胸を熱くする場面も
短い場面ながら素敵でした。
上記のエピソードはアニメーションでは、かなり割愛されており、
サロメちゃんも出て来なかったので、
観たときには、ひそかにちょっとガッカリしたものです。
この冬のお話の、クライマックスの核をなすエピソードだと思うので、
「アニメは観たけれど、まだ本は読んでいないよ」という方には
この巻は、ぜひオススメしたいです。
冬の澄み切った空気 素敵で静かな、それでいて少し愉快な、とびきりの世界。降り積もった雪の中に埋まれたムーミン谷。古く先祖代々から冬眠するムーミン一家の中で、たった一人だけ目覚めてしまったムーミントロール。寒くて、薄暗くて、何だか不気味な初めて見る冬の世界。恐ろしくて、心細くて、不安な気持ちのムーミントロール。でもムーミン谷は、そんな子供のために素晴らしい体験を用意していました。美しいけれど、見たものを凍らせてしまう氷姫。雪で作った綺麗な馬。愚かだけれど、素晴らしい尻尾を持つリス。隅っこの好きなご先祖様。小さくて怖がりだけれど、優しい心の女の子。暖まりたくとも、自らの冷たい心で火を消してしまう可哀想なモラン。姿を見せない恥ずかしがり屋の小さな生き物たち。物知りのおしゃまさん。
静かなこの世界には何かがいて、何かがあるようです。この人たち、皆完璧ではありません。でも、何とも愛すべき存在なのです。作者であるヤンソンさんの涼しくて清らかな心で見る世界は、全てがキラキラしています。子供のお話と思って読まないでいると、本当に大変な損をしてしまうでしょう。貴方の心がモランのように冷たく凍ってしまった時、何とも言えず孤独が身に染みる時、ぜひ読んでみてください。孤独も悪くはありません。
チビのミィのスケートは包丁 包丁をスケートにしちゃうミィ
器用と言うか発想がミィらしい
春の大きさ 「ムーミン谷の冬」は 懐かしい子供の頃を思い出させる。子供の頃に夜中に起きてしまい 眠れなくなった時の気持ちを そのまま童話にしたような感じだからだ。起き出して窓から見る外は真っ暗であり まるで昼間の風景とは違う。
僕は そこで 布団の中にいることを選んでしまうわけだが ムーミンは果敢にも 外に出かけた。その話が「ムーミン谷の冬」だ。
冬も冬なりに楽しいのは 夜も夜なりに楽しいという事と同じだ。ムーミンも冬の友達を見つけて十分遊びまわる。それでも 家族がいない寂しさは背中に貼り付いている。
そうしてやってくる春の大きいこと!季節感という点ではムーミン谷のシリーズは実に巧みである。
もうひとつのムーミン谷 あらゆる人生があることを教えてくれました。
偶然、目覚めてしまったムーミンと一緒に、もう一つのムーミン谷を覗いてみませんか??
おしゃまさんはじめ、冬にしか出会えない、いろんな人生に出会えます。
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[ 単行本 ]
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名作童話 小川未明30選 (名作童話)
・小川 未明
【春陽堂書店】
発売日: 2009-01
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,625 円(税込)
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・小川 未明
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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王さまでかけましょう (ぼくは王さま)
・寺村 輝夫
【理論社】
発売日: 1995-10
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
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・寺村 輝夫 ・和歌山 静子
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カスタマー平均評価: 5
子どもの心を持つ 王さま このお話は、以前は2年生の教科書に掲載されていましたが、現在は推薦図書と なっています。
この王さまは、子どものように 先生に勉強を習い、怒られることもあります。
お間抜けなことを言って、笑われることもあります。
そこが 子どもたちにとって 自分と重なり、ずっと子どもたちに 愛されてきた 要素だと思います。
今回は、つばめのひながほしくなって、申し出たけれど お母さんつばめに 断られた王さまが、
ハンモックにのって つばめたちに アフリカまで 連れて行ってもらおうとする お話です。
ライオンや ゾウの 赤ちゃんを 連れて帰るためです。
さあ、王さまは つばめたちと一緒に 出かけられるでしょうか?
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[ 大型本 ]
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オズの魔法使い
・L.フランク ボウム
【BL出版】
発売日: 2008-11
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
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・L.フランク ボウム ・L.Frank Baum ・Lisbeth Zwerger ・リスベート ツヴェルガー
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カスタマー平均評価: 4
大人も楽しめるオズの魔法使い 翻訳が「つめたいよるに」や「冷静と情熱のあいだ」の作者として有名な江國香織さん。
原作ではなく翻訳ですが、良くも悪くも文のそこかしこに彼女の「らしさ」が出てしまっています。
綺麗だけれど、スピード感がないというか……。
冒険色の強いパート(魔女と対決するシーンなど)では、それがかなり裏目に出ており、
例えるならば第九の喜びの歌がしっとり歌われているのを耳にしたときのような、ちぐはぐな印象を受けます。
先に短所を挙げてしまいましたが、それでも魅力的なのがこの本の持つ神秘的な雰囲気です。
静謐でどこかミステリアスなツヴェルガー氏の挿絵プラス、しめやかで淡々とした美しさのある江國氏の翻訳。
この二者の相性がとても良く、お互いをより素晴らしいものへと引き立て合っています。
小さなお子様よりも、この不思議な世界観に惹かれる大人の方にお勧めしたい本です。
「子どもたちにただ楽しんでもらうだけに」とこの作品を書いた原作者L・フランク・ボウムの願いからは外れてしまっているかもしれませんが、今までになかったタイプのオズの魔法使いとして楽しむことが出来ました。
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[ 単行本 ]
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かいけつゾロリのきょうふのゆうえんち (ポプラ社の新・小さな童話)
・原 ゆたか
【ポプラ社】
発売日: 1991-02
参考価格: 945 円(税込)
販売価格: 945 円(税込)
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・原 ゆたか ・原 ゆたか
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カスタマー平均評価: 5
ゾロリ−ランドにつれてって! 娘にせがまれて初めて買った児童書です。 ちなみに娘は幼稚園の年長。そろそろ絵本は卒業と思い、児童書コーナーで 選ばせたらこの本を買って!とせがまれました。 主人公は悪いことが大好きなキツネのゾロリ。ゾロリはかなりの悪いやつ ですがなんともお間抜けでいつも大失敗。子供にはヒーローよりもこういうお馬鹿で下品な話が大好き。優良図書なんかには見むきもせず、朝から晩まで 「ゾロリ ゾロリ」です。 HPも楽しく一度読めばゾロリファンになること間違いなし! 特にこの恐怖の遊園地はゾロリがアーサー城を手に入れようと悪巧みで建てた遊園地。一度は乗ってみたい(?)乗り物がたくさん。 子供は繰り返しゾロリ−マップで乗り物を眺めてにやにやしています。 この本を皮切りに結局次々注文するはめになりました〜。笑
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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王さまパトロール (フォア文庫)
・寺村 輝夫
【理論社】
発売日: 1995-05
参考価格: 630 円(税込)
販売価格: 630 円(税込)
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・寺村 輝夫 ・和歌山 静子
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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黒い兄弟〈上〉 (福武文庫)
・リザ テツナー
【福武書店】
発売日: 1995-01
参考価格: 714 円(税込)
販売価格:
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・リザ テツナー ・Lisa Tetzner
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カスタマー平均評価: 5
ジョルジョと黒い兄弟たちの物語。 ジョルジョの村に、
ほおに傷のある男がやってきた。
男は子どもを買いに来たらしい。
ジョルジョの父親は売ることを拒んだのだが・・・。
友情の大切さを教えてくれ、
スリルのあるシーンも多々あります。
訳(文章)は子ども向けで、
子どもは間違いなく楽しめる内容です。
「子どもを売らなければならない事情」などは、
考えさせられるものがありますし、
「ラストシーンの暖かさ」なども、
子どもよりも大人の方が良さがわかるはずなので、
個人的には大人にこそ読んでもらいたい本だと思いました。
ほんとうに、
素晴らしい物語でした。
評価は、文句無しの星5つです。
少年達の過酷な戦い アニメ『ロミオの青い空』の原作になった本です。 本嫌いな方でも続きが気になってどんどん読んでしまえるような作品です。内容は、10代前半の少年達がミラノという町にあつめられ、煙突のススを落とすという掃除夫をします。 でもその仕事をしてもろくに食事が与えられなかったりすることもあります。これによって、死ぬ子供もたくさんでたということです。 この本は、著者が本当にミラノにあった人売りの話を題材にしているので、親身になって読めると思います。
「煙突掃除致します!」 この本を読まれた方、または「ロミオの青い空」をご覧になった方にはお馴染みのこのフレーズ、「スパッツァカミーノ!」。イタリア人の友達に試してみました。通じました。そして彼は説明してくれました。たしか「スパッツァ」が「掃除する」で、「カミーノ」が「煙突」って感じだったと思います。ちなみに彼の発音も完全にカタカナでした。
ロミオの青い空を見た人へ 世界名作劇場の「ロミオの青い空」の原作となった本です。アニメよりも親方がひどい人で、その奥さんと息子が底意地が悪くて最悪です。アニメを見た人は、是非この本も読めば、また一層「ロミオの青い空」が面白くなります。
ロミオの青い空 世界名作劇場の「ロミオの青い空」の原作です。 本当は長いお話ですが、本嫌いだった高校生の時の私でも読破出来ました。 とても悲しいお話ですが、最後のジョルジョノおばあちゃんの言葉に救われます。大人になる前にこの本に出会って欲しいです。
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[ 単行本 ]
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スナーク狩り
・ルイス キャロル
【新書館】
発売日: 2007-07
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
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・ルイス キャロル ・Lewis Carroll ・Henry Holiday ・ヘンリー ホリデイ
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カスタマー平均評価: 5
最高の訳文、最高の解説 「アリス」で有名なルイス・キャロルが書いたノンセンス叙事詩(反叙事詩)の傑作。かねてより19世紀英国幻想文学の代表作と目された作品だが、このタイトルのまま翻訳書が刊行されたのは本邦初ではないか(キャロルの翻訳ではないエンデと宮部みゆきを除く)。まずは本書の刊行自体が事件である。内容的に目を惹くのは、ステンドグラスを得意としたラファエル前派ヘンリー・ホリデイ(バーン=ジョーンズの居候だったらしい)が描いた細密な挿画の美しさ。ハリー・クラークもそうだがステンドグラスを得意とする芸術家は挿絵画家としても一流なのだと納得。河合祥一郎の解説によれば詩もそうだが、この挿画自体が一種の謎なのである。そう、じつは本書の白眉はキャロルと言うより故高橋康也の訳文と、その娘婿である編訳者河合の構成ぶりとそつのない名解説なのだ。そもそもこの訳文自体澁澤達彦文学館のなかにひっそりと収載されていた筈で、16年ぶりに河合が掘り起こし、新たに訳註を追加したものらしい。発掘は大成功。これまで訳されたどの「スナーク」よりも瑞々しく、キャロル詩の文学的ラビリンスが実感できた。また妙な話だが、奔放な意訳の語り口に高橋と柳瀬尚紀との同質性も感じとれたのであった。そして河合はこの義父の遊び心をしっかり継承し、訳註も解説もとてもユーモラスに、高度な内容を噛み砕くように解き明かしてくれる。管見マーティン・ガードナーの注釈書のポイントを殆ど押さえているようなので、英文を無理して読む必要がなくなったことが個人的にもかなり嬉しい。この作品自体が幻想文学史上というか英文学史上欠かせない名作(でも全集とかには無縁)だし、とにかくお買い得な一冊だと思った。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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アーサー王物語 (偕成社文庫)
・ジェイムズ ノウルズ
【偕成社】
発売日: 2000-07
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
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・ジェイムズ ノウルズ ・James Knowles ・佐竹 美保
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カスタマー平均評価: 4
金原氏さすがの鑑識。 金原瑞人氏の翻訳本ということで手に取りました。
氏の翻訳本ではアレックス・シアラーものが有名ではありますが、さすがに氏の鑑識は見事と言うか、何と言うか。
非常に面白かったですが、トリスタンとイゾルデの話(本書ではカットしたとのこと)も読んで見たかったものです。。
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[ 単行本 ]
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三国志―三国志演義 (子どものための世界文学の森)
・羅 貫中
【集英社】
発売日: 1995-03
参考価格: 893 円(税込)
販売価格: 893 円(税込)
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・羅 貫中 ・小林 一雄
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カスタマー平均評価: 0
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